エチオピア産のブラッククミンシードです。ブラッククミンシードは、「クミン」とは全く異なる植物です。日本では認知度が低いスパイスですが、近年の研究により、ビタミン・オメガ3・ミネラルなど100種類以上の有効成分が発見され、超スーパーフードとして注目されています。見た感じは黒ゴマのような形で、ローストして潰すと高貴な香りがします。シードそのものは少し苦い後味で、主にパン・カレーや紅茶などに入れて食べます。ローストして、はちみつやジャムに混ぜたりサラダやスープのトッピングにも使います。ブラッククミンシードは、一年生植物ニゲラと呼ばれているクロタネソウ(黒種草)の種です。欧米ではブラック・シード、ブラック・クミン、ローマン・コリアンダー、ブラック・セサミなどと呼ばれています。 古代から民間薬として使われてきたブラッククミンシードは、古代エジプトツタンカーメンのお墓からも発見されています。あまりの万能さから、イスラムの預言書に「死以外のあらゆる病を癒す」と書かれ、アラビア圏では大変なじみのある食材です。 コーヒーやお茶に入れたり、日々の食事に是非取り入れたい食材です。