ゴージャスな細工が際立つマリのトゥアレグ人のネックレスです。革ひも使用の現代的なデザインがプラスされつつも、トゥアレグならではの独特な雰囲気と存在感を楽しめる一点物ネックレスです。高い工芸技術と創作力を持つトゥアレグ(=Tuareg)(トァレグ、トアレグ)の人々は、かつてサハラ砂漠の交易を支配したベルベル系の遊牧民です。特に砂漠でのコンパスをモチーフとしたトゥアレグ・クロスは、かのエルメスがデザインに取り入れたことで世界的に有名になりました。紋章をかたどったペンダントは、親から子へと代々受け継がれ、出身地や氏族などを示すパスポートとして今なお使われているそうです。これらの手作り品は、「お守り」としての大切な役割もあります。雄大なサハラ砂漠を活動の場とする遊牧民トゥアレグの、ロマン溢れる工芸品を是非この機会にご覧ください。