ザラニヤマハニーは、マラウイ国内のザラニヤマ森林保護区、「Kapombwza(カポンベザ)」と「Bwakatantha(ブワカタンタ)」という2つの集落で生産された非加熱のハチミツです。蜜源は、アフリカ南部特有の森林であるミオンボ林を構成する木本・草本植物の花。ミオンボ林は、マメ科のBrachystegia Julbernardia,Isoberlinia各属の木々たちが優占する森林で、ここに咲くThibuthibu,Mchisu,Mango,Muwale(いずれも現地名)等が蜜源になります。優しい丸みのある風味と柔らかな花の香り、梅やアプリコットを想起させる爽やかな酸味が感じられるはちみつで、飽きのこないなじみやすい味です。特徴は、水分含有量20%以下の蜜蓋の着いた蜂蜜を採取し、布等を用いて時間をかけ濾過し作ります。遠心分離器や搾り蜜と比較して不純物が入りにくく、雑味が無い本物の蜂蜜の味わいを楽しむことが出来ます。濾過の際熱を加えていない為、蜂蜜本来の栄養素を体内に取り入れることが可能です。生産者は白衣等を着用、室内で衛生管理に細心の注意を払い作業を行っています。養蜂事業は、ザラニヤマ森林保護区での森林保全効果も期待されます。現在、生産されたハチミツはすべて養蜂支援・ハチミツ買い取り販売団体によって適正な価格で取引され、農家は安心して養蜂活動を継続しています。