クバ布をスマートフォンサイズのショルダーバッグに仕上げました。アースカラーのナチュラルな色合いで、カジュアルからオンシーンまで、季節問わず永くお使いいただけます。ちょっとそこまでのお出かけに便利なサイズ感。小さいながらも存在感があり、コーディネートのポイントになります。日本縫製クバ布とは、かつて栄華を極めたクバ王国の人々を祖先に持つコンゴ民主共和国(旧ザイール)のクバ人の伝統布です。現地のラフィアの葉の繊維で織られた刺繍布です。描かれる幾何学模様には生命や人生に対しての深い意味が込められています。タペストリーやお店のディスプレイとしてなどインテリアクロスとしてお使いいただけます。陶器などの下に引くと、その物の高級感を引き出します。また素材として、バッグのワンポイントに縫い合わせてみたりなど、使いかたは様々です。クバ布の柄は代々受け継がれ、ある人物の社会的地位や年齢、婚姻状況や性格など布一つ一つに象徴的な意味や物語が隠されています。クバ布を作るのには大変手間と時間がかかり、小さなものでも一週間ほどかかることもあります。男性たちがラフィアの葉を採取し、泥や藍、カムウッドで染め上げたあと、織りやすくするため手で揉み繊維を柔らかくし、下地を織り上げていきます。その後、布は女性たちの手によって丁寧に刺繍されていきます。刺繍糸のラフィアのクバ布とは、繊維で撚って作られています。前もってデザインされている刺繍は少なく、女性たちが記憶を頼りに縫い上げていくものがほとんどです。