ゴリラが住むブウィンディの森周辺で作られるかご。元々、森に住んでいたバトゥワ人の人々によって作られました。政策により移転を余儀なくされた彼らですが、かご作りと草木染の技術は大切に受け継がれています。水草にラフィア椰子の葉を巻き付けて編み上げあります。自然素材を鮮やかに発色させたり、大量生産の要望に応えるためには化学染料を使用すればたやすいのですが、「食べ物の保存に使えなくなる」という作り手の強いこだわりで、ハーブや芋などを使う、バトゥワの伝統的な手法で染められた繊維で編まれた、人にも環境にやさしいバスケット。光沢ある繊維と美しいアースカラーの配色が魅力です。