ガーナの有機ドライパイナップル 芯 70G

通常捨てられてしまうパイナップル芯部分を、スティック状にカットしたドライパイナップルです。100g中10.9g(サンプル検査による推定値)の食物繊維が豊富に含まれていますが、繊維が繊細なシュガーローフ種らしく、そこまで筋っぽくなく食べやすく、甘みもしっかりあります。リング型に比べると値段も手ごろで、おやつにおすすめです。

ガーナ産のシュガーローフ種のパイナップルは、細長い円錐形の形をしています。現地ではファンティパイナップルと呼ばれていて、繊維が少なくクリーミーな食感と、はちみつのような甘味にしっかりとした酸味が特徴です。提携する小農家によって農薬を使わず、無肥料栽培された原料を使用し(有機JAS認証取得原料使用)、45℃未満の温風をあて時間をかけてしっかり乾燥したドライパイナップルです。噛めば噛むほど味が出て、独特な風味や食感を楽しんでいただけます。

～ガーナ産パイナップルと青年海外協力隊～
アフリカンスクエアーがお届けするガーナ産パイナップルは、主にアチュアという村で作られていますが、この村でパイナップル栽培が盛んになったのは、JICA青年海外協力隊の活動がきっかけでした。中でも1986年にアチュア村に赴任し、若くしてアチュア村の長老にもなった武辺さんの活躍が有名です。残念ながら武辺さんは現地で交通事故にあい、不慮の死を遂げましたが(享年27歳)、村のパイナップルプロジェクトは着実に引き継がれ、村の大きな収入源として定着するに至りました。

～ガーナ初のドライフルーツ工場を設立したパトリックさん～
アフリカンスクエアーのパートナーである、ガーナ人のパトリックさんも、パイナップルに魅入られた一人です。パトリックさんは、武辺さん等のサポートで定着したアチュア村のパイナップルをフェアトレードで買い取り、首都アクラでドライフルーツ作りを始めました。このドライパイナップルの収益の一部は、パトリックさんを通じて、アチュア村にある武辺さんの名前の付いた学校「タケベスクール」の教材購入に充てられています。